空調ノブポジションランプ(製作編)
(2004.09)

 空調コントロールつまみ(ノブ)の中央に小さな輝点をつけて,ポジションを夜でも分かりやすいようにしてから2カ月(→ここ)。いくつかのMTGで見せびらかし済みとなってしばらく経ったので,そろそろネタばらししてみようかな・・・・(笑)

 ノブを加工するに当たって,どうしてもこだわりたかったのは,普通に抜き差しできること。配線やファイバーを直接本体につないでしまうと,つなぐのも難しい上に,コンソールを外すときに大変なことになってしまうので,普通に抜き取って,コンソールを外せるようにしたかったのが,思いのほか時間がかかった原因。 

ノブの頭に小さな穴を開けてLEDを組み込んでも,ノブ頭が光っているようには見えないと思ったので,1φのプラスティックファイバーで一旦光を受ける。使うのは,4個合わせてもほんの1cmにも満たない長さだけど。。 ノブの頭に1φの穴を開けて,そこにファイバーを通して,頭をカット。ノブの板部は中央真ん中からちょっとずれてますが,ずれはわずかなので,真ん中にまっすぐ穴を開けると,板部の中を通ってしまい,いつまでも穴が抜けないので,少し斜めに。・・・このために,ドリルが中心からずれてしまった・・・(泣) ノブ頭の中には,3φのLEDを組み込む・・・。接続端子とLED固定のため,シート基板を使用。この基板の存在に思いが至ったのが,今回実現のきっかけ。思いついたら,居ても立っても居られず,翌日大阪までスマートを走らせました。(笑) 裏に光が漏れないように,スポンジを押し込んで遮光。(もうちょっと綺麗にしろよ・・・笑)
差し込み部の根元の角はちょっとヤスリがけをしてノブ側の端子とコンソール側の端子とがうまくテーパーで当たるように工夫。
シート基板は接着剤で貼り付けます。結構ちゃんと付いてるけど,見てくれのこともあって,熱収縮チューブで表に出ている部分を覆ってみました。 仕上がった四つのノブ・・・でしたが,チューブの厚みがありすぎて,コンソールに差し込むと,きついので,結局チューブは切り取り。(笑)
コンソール側は,ちょっと面倒。受け端子のため,0.8φ位の穴を開けてフラットコネクターをばらした薄い銅の配線を通して,シール基板で固定。 左上の写真は,ファン速度切換え部(縦型)。上は,吹き出し口切換え部(横型)。 4つの端子から引いた配線は,全てを直列にして定電流ダイオード(10mA)でイルミ回路に接続。従って,1本でも抜くと,全部消灯する仕様。(僕は赤なので4個直列でも大丈夫ですが,白や青だと電圧が不足するので,2個ずつ位にしないといけないかな。)
基板は,コンソール上部の透過照明用アクリルガイドの裏に貼り付け。
Uploaded 2004.12.05

戻るホームページへ