以前,通販の掘り出し物で,無線式ドアロック解除ユニット(日本電装USA製)をお安く手に入れて,これで何しようかなぁとずっと思案してた。
あるMTGだったか,窓を開けて歓談後,ちょっと近くで食事でも,と車を離れるとき,いちいちキーを挿してオン,ウィンドウスイッチを操作して窓を全閉して・・・・って面倒だなぁ。手元のリモートキーで窓の全閉(ついでに全開も)ができたら,便利なのにな・・・・・。と思ったりした。・・・ん,あのユニット使えるな。
でも,ウィンドウを動かすには,イグニッションをオンにしないといけないから,ちょっと難しいなぁ,と思い直して,考えただけでここまで来た・・・(笑)。
冬眠から覚めた(雪国の屋根なし駐車なもんで,冬はスマート余りいじれません。)2004年の4月。10万キロも果たしたし,そろそろ何か人のやってないことやんなくちゃ・・・MTGも始まるし・・・(笑)。
・・・・で,始めました。仕様見当(決して「検討」なんて言えるものではありません・・・笑)から,基板製作,動作試験・・・・・。アレッ,オートウィンドウユニットの仕様を変えないと駄目じゃん・・。しゃあないな,頼まれ事と共通だしちょっといじるか・・・。(別項参照)
で,取り付け。あ〜,製作から二日もかかっちまった。いいお天気の休日がぁ〜〜。・・・・・ま,いっか,とりあえず動くし・・・。
・・・・・・・ぇっ,イグニッションがオンだと,ドアロックってできないのぉ〜??。イグニッションタイマー切れるまで待たないとドアロックできないじゃん。しまったなぁタイマー長すぎた(70秒)。ポンとリモートキーワンプッシュで窓閉めて,ドアロックして,さあ,食事・・・の筈がぁ・・・・(笑)。
あとで,タイマーの時間をいじろう・・・(いつのことやら??)・・・・・・・・・・・
(2004.9.6追記)
とりあえず,先にドアロックをしてから,全閉するように使い方で逃げる・・・・問題なし。(笑)
・・・・・・・・・8月の末にようやくタイマーの時間を変更(70秒→30秒)。これでも,ちょっと長いかな。全閉まで約15秒。20秒くらいでもいいかも。
使ってみると・・・・・・・・とっても便利〜・・・・
・・・・・というほどではありませんでした。(笑)
(注)
誰かが窓に手や頭をかけているときに,車を見通せない所からウィンドウの全閉をすると,とっても危ないので,車が見える範囲から操作することが必須です。(本例では,リモートキーの電波の到達距離が短いので,見えない所からの操作は不能。)
また,最低限の安全機能としてオートウィンドウの挟み込み時の自動停止も必須です。このような安全機能のないオートウィンドウシステムには,本例のようなリモート操作機能追加はお控え下さい。
・・・・・って,本機能の追加はなかなか難しいので,ご自分でやれる方は,このような安全機能をつけることは当然とお考えの方々だと思いますが・・・(笑)。
写真は・・・・リモートキースイッチだけにしとこ。 基板その他は,セキュリティ上,ちょっと控えさせていただきます(笑) その代わりといってはなんですが,動作を簡単にご紹介〜。 |
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一番のネックは,上にも書いたとおり,パワーウィンドウはイグニッションがオンでないと動かないこと。 なので,ワンショットタイマーリレーを動作させて,リモートキーの操作時に一定時間イグニッション回路をオンにします。(シフトレバーユニットのキースイッチからパラに配線を取り出し) |
リモートキーのユニットからは,ロックとアンロック(全閉と全開)の2信号が出てきます。このORをとって,左記のタイマーを起動。 併せてロック信号を左右のウィンドウコントロールユニットの閉指令に,アンロック信号を同じく開指令に(それぞれにダイオードを入れて通常動作が他方に引きずられないようにすることが必要)。 |
ウィンドウコントロールユニットソフトをバージョンアップして,ショートクリック信号で全開ロック/全閉ロックになるようにしたので,これでリモートキーから全閉/全開ができるようになりました。 |