2006年7月アーカイブ

CAN

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現在,デジタルメータに表示しているデータは,速度,回転数,水温,燃料残量の基本データは勿論,最近追加した外気温,総距離(トリップも元値はこれ)も含め,全て一対のCAN線のみから取ってます。
CANとは,Controller Area Networkの略で,(Car Area Networkではないのです。)汎用の工業用データネットワークです。(元々は,ボッシュ社が開発したので,開発の狙いは確かに自動車用だったのだと思いますが。)
PC-LANのようなネットワークですが,センサーは測定値を漫然とネットワークに流し,コントローラは流れている多種のセンサーデータから必要なものを拾い上げて勝手に使用するという,PCネットワークから見ると実にいい加減なものですが,多種のセンサー値が様々な使われ方をする車では,実に便利に使えます。このラインにデータを出力するのは,制約があるけれど(本体が使用していないフォーマットならOK? ひょっとすると,故障と診断されるかな?),読むのはいくらでもOK。だからこそ,LタイプとSタイプの同時使用などが可能となっている訳です。

通信速度も結構速いので,リアルタイムの変化も追えるし,データ種類も多いのですが,沢山あるデータパケットのどこに,何があるのか解析が必要。そのために数年前に入手したのが,これ↓。

CIMG2369.JPG

これを,メータ裏のCANバスにつないで,走行しながらPCにキャプチャーしたデータを,時間をかけて解析。値をグラフ化して変化と走行パターンを比較検討して,当たりをつけた結果を基に,ようやくここまで。

結構,投資と時間がかかりました。
(ちなみに,上のユニットは20万でした。当時は,プロ(開発メーカ)用の高価なツールしか見あたらず,これでも安い方だったんです。)

次のステップ

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デジタルメータでやりたいことは,まだたくさん残っているけれど,Sタイプにも,そろそろアナロググラフ機能を追加しないといけないなぁ・・・と思いつつ,今のディスプレイルーチンのままでは,処理が遅くてちらつきがひどくなるので,抜本的にルーチン入替えが必要で,ちょっと足踏み中。

広い・・・・

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フェリー港までの本州の移動も含めてトータル1900キロを走ってきました。
1日平均400キロという移動を,殆ど一般道でこなせるところが北海道。
というか,それぐらい移動しないといけない位,広いんですねぇ。

デジタルメータは,というと,
大きい方は(仮にLタイプと呼ぼう),出発時にトリップをリセットしたきり,そのままトータル積算表示にして,小さい方は(同様にSタイプ),給油の度にリセット。(トリップが2種類設定できる車と同じですが)
DSCN2360.JPG(Lタイプの帰宅時の距離表示)

Lタイプでは,常時小さくオドとトリップ表示をしているので,いつでも旅行中の総距離を確認できて,長距離旅行には,ちょっと便利。
でも,外気温度計は,結構確認するので,Lタイプの小さい表示は見にくいとか,リセットスイッチの問題点(レイアウト切り換えとの兼用にしているので,レイアウトの変更のつもりでリセットしてしまった。そのため,Lタイプはリセットが怖くてレイアウト変更ができない・・笑)など,実用上の課題を確認して帰って来ました。

フェリーは,夜遅くの出発なので,いつもどおり出勤。エンジンをかけて,2~300m走ったら,シフトが上がらない。いや,上がるんだけど,すぐに1速に戻る。おかしいなぁと思って,ハンドルのスイッチをまさぐると・・・・・ありや?左のスイッチのレバーがないっっっっ。,昨夕フロントウィンドーのデジタルディスプレイユニットをいじってるときに,ハンドルに寄り掛かってたので,ひっかけたのかも。。。症状から,シフトダウン側にショートしてるんじゃないかとは思ったけど,直すには,時間がない。
シフトレバーも効かないので,あわてて取って返して,とりあえず,2ndで出勤。(シフトコントロールユニットへの接続線を外せば,とりあえず走れる筈なんだけど)
昼休みに食事も取らず,あわてて帰って来て修理した。(せっかくの北海道。マイスマートで行かなければ意味ないし,フェリーの予約も3m未満だし)
↓は,そのとき外したスイッチの残骸と予備スイッチ。
SSCN2207.JPG

レバーがぽっきりと折れて,戻りバネも効かなくなってました。予備スイッチを用意しておいてよかった・・・・。

(松)@摩周

前からマイスマで走ってみたかった北の大地へ行ってきます。
以前,レンタルスマートでは走ったことがあるのですが,マイスマでは始めてです。

主に道東を廻るつもりですが,そのあたりでいっぱいデジタルメータをつけたスマを見かけた方がいらっしゃったら(外からでは見えないけど 笑),後ろ指指してやってください。

基板(手配線)

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大きい方もだけど,デジタルメータの試作には,使いやすそうなCAN用マイコンユニットの評価用基板を使ってきました。電源ICは勿論,スイッチや表示確認用のLEDなども付いていて汎用評価用基板として便利にできてます。・・・・が,如何せん,でかい。

CIMG2367.JPG
この中で,デジタルメータに使っているのは,一部だけなので,必要最低限のものを組み込んだ小型の専用基板を手配線で起こして大きい方に組み込んで常設試用してきました。が,小さい方のテストには,やっぱり,この基板。

ちょっと旅行に出かけるのに,これも大仰だなということで,あわててもう一つ,手配線で専用基板を製作。
CIMG2361.JPG
小さい方にも,専用基板を準備して,今晩からお出かけ。。

大きい方も・・・

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ここんとこ,頼まれものの小さい方にかかりきってたけれど,おおよそ形が定まってきたので,自分用の大きい方にも反映。ディスプレイレイアウトも,小さい方と同様3パターンの切り換え可能なものにしてみた。

こっちは,さすがに大きいだけあって,レイアウトの自由度が上がりますね。
先日追加したばかりのオドメータとトリップは,字を小さくして両方を常時表示可能に。

設定した3パターンは以下のとおり。

CIMG2368.JPG
センタースピードのsankitiモード1

CIMG2363.JPG
センターシフトモードのsankitiモード2

CIMG2366.JPG
センターシフトモードのオリジナルタイプ

さて,どれも変わり映えしないかも?だけど,どれが使いやすいでしょう?

明晩から,ちょっと遠出するので,十分テストできるかなぁ?

あ~あぶな~。

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少しずつ機能追加をするのも面倒になって,まとめてプログラム改造をした。
・・・・・・・
いつもどおり,プログラムをワンチップCPUに書き込んで・・・・・あれ,全然表示が出ない。
何か間違ったかな。元に戻してみよう。・・・・・あれ,でないっ。??

CPUを壊したか,VFD(表示部)を壊したか・・・色々やってみるとこれらは正常。
おかしいなぁ。コンパイラの環境を変えちゃったのかな?・・・・・
・・・・このあたりで,結構あわてて来てます。・・・・・・

色々やって,なんとか元のプログラムで表示復活。


で実現したのは,単なるトリップメータ機能まででした。
(表示レイアウトをプリセット化して切り換える機能は,昨日までに実現済)

慌てずに,少しずつやらんとだめだなぁ。

CIMG2358.JPG
小数点以下の桁のデータがどこにあるかまだ解析していないので,とりあえず,オドメータの差を取るだけで実現。表示の区別のために,小数点だけつけてみました。

CIMG2360.JPG
こっちが,オドメータにしたとき。

小さい方をスペアメーター内に組み込んで,前面アクリルにスモークを貼って黒く締めてみた。
CIMG2336.JPG(センタースピード)

ついでに,レイアウトをプリセット化して,切り換えられるようにしてみた。
CIMG2342.JPG(センターシフトポジション)

さて,センター部は,純正のようなシフトポジションがいいか,スピードがいいのか?
僕は,純正同様のセンターシフトポジションが好みなんですが・・・・。

ちなみに,表示しているデータは,実走でキャプチャーしたCANデータを再生。
CANツールの容量の都合で,純正メーター部とECUとのやりとりを端折ってるので,
LCD下部が----表示になってます。

Movable Type 3.3

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数日前,MTのニューバージョンが出たということで,入れてみたら,サーバ環境のperl処理系が古いとかのメッセージが出た。無視して先に進んでみたけど,うまく動かず,アクセス不可に。
バックアップに戻すにも,回線が遅いので時間がかかり,深夜になってしまい,そのまま1日アクセス不可に。
後で考えてみるとFTPでバイナリー転送しちゃってたせいかもしれないけれど,perlのバージョンが古いのは事実なので,しばらく様子見。
レンタルサーバーの処理系環境は,自分じゃいじれないからねぇ。